借主の本人訴訟
現在、当方では、法務の依頼が支援可能な件数をはるかに上回っていますが、それでも、借主には自分の権利を守る道が残されています。以下は、立ち退き訴訟に対処するために自分でできることです。
重要 - 立ち退きに関する期限は極めて短期間です。
期限を守らないと、自動的に敗訴となり、立ち退きを迫られる可能性があります。
立ち退き訴状(召喚状と不法占有者に対する立ち退き訴状(Summons and Complaint-Unlawful Detainer)と呼ばれる)を受け取った場合、裁判所に答弁書(Answerと呼ばれる)を提出できる期限は10営業日しかありません。期限内に答弁書を提出しなければ、裁判を経ずに、家主が自動的に立ち退き訴訟に勝訴する可能性があります。
答弁書を提出するには、以下の手順に従ってください。
立ち退き訴状に対する答弁書の提出方法(1、2、または3)
1. 以下に従い、オンラインで答弁書を作成します*。
https://tools.debtcollective.org/ にアクセスします。このウェブサイトは無料の公開ツールで、答弁書の記入に役立ちます。また、低所得者で裁判所の「手数料免除」を受ける資格がある場合は、裁判所に答弁書を提出することもできます。
*このウェブサイトはStay Housed L.A.により作成されたものでないことにご注意ください。当方は、本答弁書作成ツールが機能することを保証するものではなく、また、サービスの質に関していかなる主張をするものでもありません。「本ツールは無料の公共サービスとして提供されており、全てのユーザーが意図したとおりに動作するよう最善を尽くしています。しかし、本ツールで作成され、当方が借主に代わって電子的に提出を試みる文書が、提出期限(「召喚状」と「不法占有者に対する立ち退き訴状」の送達後10営業日)までに裁判所に受理されることを保証するものではありません。借主の文書が適時に提出されなかった場合、不履行により敗訴する危険性があります。本ツールを使用することにより、借主の文書が適時に提出されないこと、または受理されないことのリスクを負うことに同意したものとみなされます。このようなリスクを受け入れたくない場合は、当該文書を印刷し、「召喚状」と「訴状」の送達日から10営業日目の(「召喚状」と「訴状」に記載されている)裁判所の閉館前までに、裁判所に直接提出することができます。」
2. 答弁書の提出に役立つ、裁判所内のセルフヘルプアクセスセンターに直接出向きます
セルフヘルプアクセスセンターの職員から答弁書の書類をもらい、提出方法を教えてもらいます。記入を手伝ってくれることもあります。セルフヘルプセンターの営業時間と住所は https://dcba.lacounty.gov/legal-access-centers を参照してください 。
3. ワークショップページで、答弁書ワークショップが予定されているかどうかを確認することができます。
答弁書の提出まで10営業日の猶予しかありません。1日目は、立ち退き訴状を受け取った翌日から始まります。週末や裁判所の休日は含まれません。休日が含まれない場合、答弁書の提出期限は、訴訟を受け取った曜日と同じ、翌週の曜日となります。つまり、火曜日に訴状を受け取った場合、答弁書の提出期限は翌週の火曜日となります
10日目までに答弁書を提出しなかった場合、家主は「不履行」の申し立てを裁判所に提出する可能性があり、自動的に借主の敗訴となります。いったん不履行が認められると、裁判所が不履行を取り消したり、無効にしたりすることは非常に困難です。
Understand the eviction process and signup for a free workshop. 立ち退き手続きについて理解し、無料ワークショップに申し込んでください。
SHLAの提携先であるEviction Defense Networkによるセルフヘルプ支援についての詳細:
- https://edn.la/videos/ にアクセスし「How to get help from the Eviction Defense Network(Eviction Defense Networkから支援を受ける方法)」を視聴します。
- 次に「Zoom to Victory(Zoomから勝訴へ)」を視聴します。
- 家主からの通知が届いている場合は「How to respond to a notice from your landlord( 家主からの通知に返答する方法)」を視聴します。
- 裁判所から書簡、通知、封書を受け取った場合は「How to respond to a Summons from the court(裁判所からの「召喚状」への返答方法)」を視聴します。
- ウェブサイトの指示に従って、申込書に記入します。
- 答弁書、証拠ノート、裁判ノートの準備と見直しのステップに従います。
- 月曜日、水曜日午後5時30分、土曜日午前8時30分からのZoomによる借主強化プログラムクラスに参加します。edn.la/webinars のリンクを参照。
- 残りのビデオを視聴し、指示に従います。
立ち退き手続きに関する詳細情報
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